
補・温かい人生(3) 日光浴すら危険と脅すNHK
Nov 15, 2015 - 00:09:20
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サラリーマンになると複数の同僚や時には後輩との競争になり、どう見ても自分より劣ったり、ゴマをすっているばかりの人が評価され、悔しい思いをすることがあります。人間の心は弱いもので、自分の人生は会社の人のような他人とは関係がないのですが、「他人が評価してくれないなら、自分の人生を捨てる」という奇妙なことが良く起こるのです。 ちょうど、中学校ぐらいの時に先生に酷いことを言われたことを苦にして、勉強が手につかなくなって、そのまま立ち上がれずにぐ...
温かい人生 その8 他人の評価と自分の人生 is an episode from 温かい人生 by 温かい人生. サラリーマンになると複数の同僚や時には後輩との競争になり、どう見ても自分より劣ったり、ゴマをすっているばかりの人が評価され、悔しい思いをすることがあります。人間の心は弱いもので、自分の人生は会社の人のような他人とは関係がないのですが、「他人が評価してくれないなら、自分の人生を捨てる」という奇妙なことが良く起こるのです。 ちょうど、中学校ぐらいの時に先生に酷いことを...
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Published Nov 8, 2015, 00:12:15 long, audio available.
サラリーマンになると複数の同僚や時には後輩との競争になり、どう見ても自分より劣ったり、ゴマをすっているばかりの人が評価され、悔しい思いをすることがあります。人間の心は弱いもので、自分の人生は会社の人のような他人とは関係がないのですが、「他人が評価してくれないなら、自分の人生を捨てる」という奇妙なことが良く起こるのです。 ちょうど、中学校ぐらいの時に先生に酷いことを言われたことを苦にして、勉強が手につかなくなって、そのまま立ち上がれずにぐれてしまう場合と似ています。もちろん先生が生徒に酷いことを言うのは問題ですが、先生はすべて人格が優れているとは限らないので、そのぐらいの不運は乗り切らなければならないのですが、なかなかそうは行きません。 考えてみると、「先生の人格が低いから自分がダメになる」というのは実に奇妙です。もともと人格が低いのですから、そんな人の影響を受けるのは馬鹿らしいことで、むしろ反対に人格の高い人に影響を受けるべきなのです。 つまり、人格の低い先生になにか言われたからといって自分の人生をダメにしたら、何をやっているか分からないからです。でも、人間はこんな矛盾したところがあり、いくら頭で「あんな奴の言ったことにとらわれるな!」と言い聞かせても、繰り返し頭に浮かび、悔しくてたまらないということになるのです。 それが学校の先生ならまだ分かるのですが、日常生活であまり利害関係の無い人でも、何か言われると気になってしょうが無いということも起こります。 でも、よく考えてみると、まず第一に、自分の人生は自分と家族のものであり、他人の評価や言ったことで左右されないという強い気持ちを持つことです。そして第二に、自分で自分の人生をどのように過ごすか、なにが自分の人生なのかを繰り返し考え、仮にでも良いから決めておくことです。 「自分の人生をどうするか、自分で決める方法」でもっとも簡単で現実的なのが「目標を決めないで、毎日、一所懸命に過ごす」ということです。実は、これは武田の人生そのものなのです。私は会社に入ってすぐ「この世の中は努力したから報われるとか、優れているから評価される」と言うことはないのだなと思いました。周辺を見てみると、努力しない人、優れていない人が評価されているからです。 そして、「自分はおそらく評価されないだろう。今までは学校だったから試験の成績が良ければ評価されるけれど、今後はそうではない」と言い聞かせ、自分を振り返ると、確かに一所懸命に仕事をしたり、計算が速かったりする点では優れているのですが、性格が少し強く、言葉も厳しく、我慢もあまりできないということがあり、きっと多くの人に好かれることは無いと言うことは自覚できました。 そうなると、一所懸命仕事をして、たとえ優れていても評価されない可能性が高いことになりますので、「何をしよう」とか「出世しよう」ということは考えず、「目標を持たず」、「ただ毎日、一所懸命やろう」と思い、「一所懸命やるのは他人から評価されるためではなく、自分の人生のために精一杯の生活をしよう」と覚悟したのです。 それからの人生はかなり楽になりました。毎日、自分なりに一所懸命にやることはできますし、その結果がどんなことになってもそれは承知の上ということですから、ストレスはかなり減りました。私が32歳の時でした。 でも、それまでの私は普通の人と同じように、「他人が評価することで満足する」(成績が良いとか皆が自分を褒めてくれるなど)というクセがついていたので、「他人が評価しなくても自分として一所懸命やればそれで満足する」という心境になったのは40歳ぐらいだったと思います。 その後も、周囲は私を誤解していました。あまりに一所懸命に仕事をするので、きっと出世したいという野心があるのだなと思われていました。だから私が49歳の時に急に会社を辞めて大学に行ったことにビックリされたものです。でも、その頃には「自分の人生は自分なりに一所懸命やればそれで良い」と心から思っていましたので、どこで仕事をするというより、毎日、一所懸命やれればそれで良かったのです。 でも、失敗は良くありましたので、時々、それを想い出しては苦しい思いをすることがありました。でもそれもやがて克服できたのです。それは「昨日、どんなに土砂降り(まずいことがあった)でも、昨日はもう帰ってこない。だから昨日は晴れ(すべてがうまくいった)と思い込もう。そして、今日、自分に朝がこれば今日一日だけでも頑張ろう」と思うことができるようになったのです。 この体験が私が色紙に書く次の言葉になりました。 「昨日は晴れ、今日も朝」 (平成27年9月11日)
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