
第85回:マネジメントを理解するための2つのエピソード
今回は、ドラッカーの著書に紹介されていた、マネジメントを理解するための2つのエピソードについて説明します。 ひとつめは、3人の石工の話で、それぞれがどのように仕事に接しているか、その違いから、経営者の役割を理解するものです。もうひとつは、オーケストラのクラリネット奏者の話で、組織...
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経営環境が高度に進展した21世紀は、商品やサービスで競争する時代から、経営やビジネスモデルで競争する時代にうつりつつあります。そんな新しい時代に、新しい感覚で鋭く事業に臨んでいただくために、マネジメント新時代に必要な「社長」のための基本的な知識とアドバイスを分かりやすく解説しながらお届けする番組です。 ◆中小企業診断士 六角明雄:https://yuushi-zaimu.net...

今回は、ドラッカーの著書に紹介されていた、マネジメントを理解するための2つのエピソードについて説明します。 ひとつめは、3人の石工の話で、それぞれがどのように仕事に接しているか、その違いから、経営者の役割を理解するものです。もうひとつは、オーケストラのクラリネット奏者の話で、組織...

今回は、経営戦略の立てる手順について説明します。 一般的には、経営理念→環境分析→全社戦略→事業戦略→機能別戦略の手順で経営戦略を立てます。ただし、会社によっては、実践する事業が先に決まっていることもあるので、事業戦略を立ててから、全社戦略、機能別戦略を立てるということもあります...

今回は、機能別戦略について説明します。 事業の遂行のためには、それを側面から支えるさまざまな機能があります。それらの機能には、マーケティング機能、生産機能、購買機能、研究機能、労務機能、財務機能などがあり、それぞれに、マーケティング戦略、生産戦略、購買戦略、研究戦略、人事戦略、財...

今回は、事業戦略について説明します。 全社戦略が会社全体を対象とする戦略であるのに対し、事業を対象とする戦略が事業戦略です。事業戦略は、主に、ライバルとの競争に勝つための戦略であり、いわゆる競争戦略としての側面が強い戦略です。この競争戦略については、ポーターの提唱した「3つの基本...

今回は、全社戦略について説明します。 経営戦略のうち、会社全体を対象とする戦略を全社戦略といいます。全社戦略は、複数の事業を営んでいる場合、会社全体として最適な結果を導くための戦略です。具体的には、プロダクトポートフォーリオマネジメントにより、適切な資源配分を行なったり、価値連鎖...

今回は、経営戦略と経営戦術について説明します。 経営戦術は、経営戦略の目的を達成するための、より具体的・実践的な取組みを指します。両者の違いに明確な定義はありませんが、適用期間は、経営戦略は中長期的であるのに対し、経営戦術は短期的です。対象は、経営戦略は全社的、大局的ですが、経営...

今回は、経営理念と経営戦略について説明します。 会社によっては、経営理念に代わるものとして、基本理念、企業理念、コーポレート・アイデンティティ(CI)などがありますが、これらは、おおよそ同じものと考えることができます。そして、経営理念と経営戦略は、「会社の長期的な活動のよりどころ...

今回は、経営戦略の役割について説明します。 経営戦略は、「経営」と「戦略」を組み合わせてできた言葉です。このうち、「戦略」は軍事用語で、「戦争に勝つための総合8滴・長期的な計略」(大辞泉)のことであり、これを経営にあてはめたものが経営戦略です。そして、経営戦略が注目されるようにな...

今回は、CVP分析について説明します。 前回ご説明した管理会計の代表的な手法はCVP分析です。これは、費用(Cost)、数量(Volume)、利益(Profit)の関係を分析することで、主に、損益分岐点売上高(Break Even Point、BEP)を求めるときに利用されます。...

今回は、管理会計について説明します。 貸借対照表や損益計算書は、事業運営のために必要な情報が得られますが、その目的は、主に、株主や銀行など、資金面での協力者が利用するものです。そこで、経営者が事業のために、より有益な情報を得るための工夫が行われるようになり、その方法によって得られ...

今回は、自己資本比率・自己資本経常利益率・財務レバレッジについて説明します。 資金調達を安定的に行うには、正味資産(=純資産)を高めることが大切です。それを管理するための指標は、自己資本比率(=純資産÷資産)です。一方、株主からみた投資効率を高めることも大切です。それは、自己資本...

今回は、売上高総利益率・売上高経常利益率・総資本経常利益率について説明します。 売上高総利益率は、売上高に占める総利益の割合です。どうように、売上高経常利益率は、売上高に占める経常利益の割合です。これらを継続して確認していくことで、収益性が下がっていないかを検証することができます...

今回は、流動比率と固定長期適合率について説明します。 前回説明した現金の管理に関し、それに関係の深い指標に、流動比率と固定長期適合率があります。流動比率は、流動資産を流動負債で割って算出します。これは、流動負債の返済にあてることが可能な資産がどれくらいあるかということを示すもので...

今回は、現金と利益について説明します。 経営者の方は、貸借対照表と損益計算書をもとに、会社の財務状況を管理する必要があります。そのひとつは利益です。会社は利益が得られなければ、短期的には、株主や銀行などから資金の提供を受けられなくなります。また、長期的には、会社の純資産を増やし資...

今回は、損益計算書の構造について説明します。 報告式の損益計算書は、いちばん上に売上高が記載されます。その次に、売上原価が記載され、その下に、売上高と売上原価の差額の売上総利益が記載されます。さらに、売上総利益の下に、販売費及び一般管理費が記載され、その下に、売上総利益と販売費及...

今回は、損益計算書について説明します。 損益計算書は、貸借対照表とならんで、財務諸表の重要な報告書です。損益計算書は、英語ではProfit and Loss Statement(P/L)と言いますが、これは、損失と利益を計算する書類という意味です。この、損益計算書の特徴は、会計期...

今回は、貸借対照表について説明します。 貸借対照表は、資産や負債などの残高の報告書という意味で、決算日時点で、会社がどのようにお金を調達し、どのように利用しているかという状況を示しています。貸借対照表の構成は、左側(借方)と右側(貸方)に分かれ、左側には資産(流動資産・固定資産)...

今回は、経営者とお金の関わりについて説明します。 事業活動は、会社の役員、従業員だけでなく、顧客、仕入相手、銀行、株主などのステークホルダーの協力が必要です。顧客や仕入相手との商品の売買はお金で行われますし、従業員への給与もお金で支払われます。銀行や株主からはお金を提供してもらい...

今回は、情報リテラシーについて説明します。 第55回から第66回までお伝えしてきたマーケティング活動の多くは、情報技術を活用することが欠かせません。そこで、ライバルとの競争に優位に立つには、情報技術を上手に活用することが欠かせません。その能力を、情報リテラシーといいます。ちなみに...

今回は、サービスマーケティングについて説明します。 サービスマーケティングは、無形の商品である、サービスに対応したマーケティングで、有形の製品を販売するマーケティングとは異なる活動が行われます。具体的には、サービスには、無形性、同時性、異質性、消滅性という特徴があり、それに対応し...

今回は、スキミングプライシングとペネトレイティングプライシングについて説明します。 スキミングプライシングとは、新しい製品に関心のある人や、流行に敏感な使途に対して、高価格で製品を販売することによって、先行者利益を獲得し、新製品開発費を早期に回収しようとする価格の決め方です。一歩...

今回は、計画的陳腐化と製品寿命の延命化について説明します。 計画的陳腐化と製品寿命の延命化は、前回お伝えした、プロダクトライフサイクルの考え方に基づくものです。まず、計画的陳腐化とは、既存の製品に機能を加えたり、デザインを変更したりして、新たな製品を製造することによって、既存の製...

今回は、プリダクトライフサイクルついて説明します。 プロダクトライフサイクルとは、製品には寿命があり、それは、市場規模によって、「導入期」、「成長期」、「成熟期」、「衰退期」の4つの段階に分けられると考えるものです。そして、その各段階に、資金投入量、利益などの特徴が現れます。 詳...

今回は、プリダクトミックスについて説明します。 プロダクトミックスとは、製造者が、消費者のニーズに合わせて製造する製品の最適な組み合わせのことです。コトラーは、製品の組み合わせの視点として、(1)幅:製品のラインの数、(2)長さ:製品のアイテムの数、(3)深さ:製品の種類の数、(...

今回は、ブランドについて説明します。 ブランド戦略によるマーケティング活動は、マーケティングの4Pのうち、「製品に関する活動」で、「顧客が、ある製品を優位なものとして記憶する手段」として活用されています。現在は、製品の性能や価格だけでは競争が困難になってきているため、ブランドを確...

今回は、AIDMAの法則について説明します。 AIDMAの法則は、根異国の広告の研究家であるホールが、1924年に提唱したものです。具体的には、「Attention(認知)→Intrest(興味)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)」という5つの消費...

今回は、ワントゥワンマーケティングについて説明します。 ワントゥワンマーケティングは、前回説明した、CRMの考え方をさらに掘り下げた手法で、会社が顧客1人ひとりの状況を把握し、それに基づいて1対1のマーケティングを実施することです。このことにより、顧客との関係を強め、顧客が購入す...

今回は、CRM・FSP・RFM分析について説明します。 現在は、大量生産・大量消費の時代になり、供給者と消費者の関係が希薄になってきたころから、その関係を強化することで競争力を高めようとする会社が増えて来ました。その手法は、CRMといい、航空会社のマイレージサービスに代表されます...

今回は、ポジショニングについて説明します。 セグメンテーションとターゲティングにより標的市場を絞り込んだ後は、さらに、ポジショニングによって標的市場を絞り込むと、より効果的なマーケティングミクスを設定することができるようになります。具体的には、2つの軸を使ったポジショニングマップ...

今回は、セグメンテーションとターゲティングについて説明します。 地位別競争戦略を提唱したコトラーは、市場を絞り込んでマーケテイング活動を行うことを薦めています。その絞り込みの方法のひとつが、セグメンテーションで、地理的変数、人口動態的変数、心理的変数などを塚行って絞り込みを行いま...

今回は、マーケティングとマーケティングの4Pについて説明します。 マーケティングとは、ビジネスでは、「売れるしくみをつくる活動」を指します。よく、営業活動や販売活動と混同されることがありますが、もっと広範囲に及ぶ活動であることに注意が必要です。さらに、米国の経営学者のマッカーシー...

今回は、デファクトスタンダードについて説明します。 デファクトスタンダードとは、事実上の標準という意味で、競争を通して多くの顧客に利用された結果、そのような評価をされる製品を指します。デファクトスタンダードとなった商品は、ネットワークの外部性により、競争力が高くなります。 詳しく...

今回は、コア・コンピタンスとブルー・オーシャン戦略について説明します。 コア・コンピタンスとは、単なる会社の強みではなく、「顧客に特定の利益をもたらす一連のスキルや技術」というものです。また、ブルー・オーシャン戦略とは、「まだ生まれていない市場、未知の市場」をブルー・オーシャンと...

今回は、地位別競争戦略について説明します。 地位別競争戦略は、米国の経営学者のコトラーが提唱した戦略で、業界における地位によって、それぞれ、最適な戦略をとるべきという考え方に基づいています。業界ごとの地位は、経営資源の総体的な量と相対的な室で分類し、リーダー、チャレンジャー、ニッ...

今回は、コストリーダーシップ戦略について説明します。 コストリーダーシップ戦略は、ポーターの基本戦略のうちのひとつの戦略で、業界全体を標的とし、価格の優位性で競争する戦略です。この、コストリーダーシップ戦略を実践するときは、経験曲線効果や規模の経済の実現などといった方法をとります...

今回は、ポーターの基本戦略について説明します。 競争戦略とは、ライバルとの競争にどのように勝ち抜くかという道筋を示すものですが、その競争戦略の代表的なものは、米国の経営学者のポーターが提唱した3つの基本戦略です。これは、まず、5フォース分析により、自社の属する業界について分析し、...

今回は、経験曲線について説明します。 経験曲線とは、「製品の累積生産高が増加するにつれて、製品ひとつあたりの生産コストは減少して行く」という効果を表す曲線のことです。PPMの横軸である相対的市場占有率は、それが高いとき、得られるお金の量が多いという考え方は、この経験曲線の効果によ...

今回は、PPMについて説明します。 PPMとは、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントのことで、米国のコンサルティング会社の、ボストン・コンサルティング・グループによって提唱され、キャッシュフローの適切な配分を決めるために使われるマトリックスです。 詳しくは、番組をお聴きくださ...

今回は、範囲の経済について説明します。 範囲の経済とは、複数の事業をひとつの会社で行う場合と。複数の事業をそれぞれひとつの会社で行う場合とでは、前者の場合の方が経済的であるという効果を指すものです。 詳しくは、番組をお聴きください。 また、「図解でわかる経営の基本いちばん最初に読...

今回は、多角化戦略の4つの分類について説明します。 多角化戦略は、まず、多角化の方向によって、水平型多角化戦略と、垂直型多角化戦略に分けられます。また、現在の事業との関連によって、集中型多角化戦略(同心円的多角化戦略)と、集成型多角化戦略(コングロマリット型多角化戦略)に分けられ...

今回は、多角化戦略と相乗効果について説明します。 多角化戦略の利点は、相乗効果が得られることです。この相乗効果(シナジー効果)には、販売シナジー、生産シナジー、投資シナジー、マネジメントシナジーの4つの相乗効果があります。また、相乗効果がマイナスに作用することもあり、それを負の相...

今回は、アンゾフの成長ベクトルについて説明します。 アンゾフは、事業をどのように発展させていくかを検討するための手法として、成長ベクトルを提唱しました。これは、会社の事業の扱う製品と販売する市場を、それぞれ、既存と新規に分け、その中からどの方向に向かって事業を成長させていくべきか...

今回は、近視眼的マーケティングについて説明します。 近視眼的マーケティングは、マーケティングマイオピアとも呼ばれ、米国で活躍した経済学者のレビットが、「マーケティング発想法」という著書の中で、「ドリルを買いにきた人がほしいのは、ドリルではなく穴である」ということばを引用し、顧客が...

今回は、コンティンジェンシープランと事業継続計画について説明します。 コンティンジェンシープランは、不測事象対応計画ともよばれ、ローリングプランのような計画の修正では対応できないような、重大な環境変化に対応する計画です。具体的には、環境変化が起きた場合に、予め作成しておいた計画に...

今回は、事業計画とローリングプランについて説明します。 まず、経営理念が「どこへ」、経営戦略が「どうやって」を示すものであるものに対し、事業計画は、「いつ」、「だれが」、「なにを」実行することを示すものです。また、経営理念や経営戦略が主に言葉で示されるものであるものに対し、事業計...

今回は、ナレッジマネジメントについて説明します。 近年、「情報」は、「ひと」、「もの」、「かね」につぐ、第4の経営資源として重視されています。そして、この情報を活用して事業のプロセスを改善する手法としてのナレッジマネジメント(知識経営)を、多くの会社が採り入れるようになっています...

今回は、ISO9001について説明します。 ISO9001とは、国際標準化機構が発行した、品質マネジメントシステム(QMS)です。QMSとは、品質を管理するしくみのことで、管理の対象は製品を生産したりサービスを提供したりする工程(プロセス)です。これは、よい品質の製品やサービスは...

今回は、ERPについて説明します。 会社の経営資源を適切に配分する計画を、企業資源計画(ERP)といいます。これは、製造業で行われていた、資材所要量計画(MRP)の範囲を、資材だけでなく、人材、資金まで広げたものです。このような複雑な計画が作成され、また、活用されるようになった背...

今回は、バランススコアカードについて説明します。 策定した経営戦略を確実に遂行するためには、それを管理する仕組みが必要です。その代表的なものが、バランススコアカード(BSC)です。BSCでは、従来、重視されてきた財務の視点だけでなく、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視...

今回は、環境分析について説明します。 前回説明した経営戦略を策定するには、自社の経営環境が明確にしておく必要があります。そこで、会社の外部環境(マクロ環境・ミクロ環境)と、内部環境(事業活動・経営資源)を、それぞれの分析手法によって調査します。つぎに、分析結果を、強み、弱み、機会...