
第591回:AIに伝わるWebサイトへ 中小企業が次のリニューアルで持つべき視点
May 8, 2026
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ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 このPodcastで得られること このPodcastでは、AI時代におけるメールマーケティングの現状と、これから何を変えるべきかを整理しています。ざっと目を通してもらうと、次のようなポイントが分かるようになっています。 チャットツールやSNSが増えても、メールマーケティングが依然として強い理由と、今後5〜10年の見通し 送信側と受信側、それぞれでAIがメールに与えている具体的な影響と...
第579回:AI時代にメールマーケティングはどうなっているのか?2025年最新調査からの現状 is an episode from 中山陽平の「会社と経営者を強くする」実践ウェブ活用Podcast by ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表 中山陽平. ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 このPodcastで得られること このPodcastでは、AI時代におけるメールマーケティングの現状と、これから何を変えるべきかを整理しています。ざっと目を通しても...
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Published Dec 8, 2025, 32:27 long, audio available.
ラウンドナップWebコンサルティングの中山陽平です。 このPodcastで得られること このPodcastでは、AI時代におけるメールマーケティングの現状と、これから何を変えるべきかを整理しています。ざっと目を通してもらうと、次のようなポイントが分かるようになっています。 チャットツールやSNSが増えても、メールマーケティングが依然として強い理由と、今後5〜10年の見通し 送信側と受信側、それぞれでAIがメールに与えている具体的な影響と、テクニック頼みが通用しにくくなる背景 これからのメールマーケティングで押さえるべき設計の考え方と、実際の始め方・ツール選定のポイント 結論から言うと、 メールマーケティングは今も主力チャネルのひとつであり、AIによって「やりやすくなる部分」と「ごまかしが効かなくなる部分」がはっきり分かれてきている という状況です。テクニックを盛る前に、サービスや商品の設計と、要約されても伝わるメール内容に切り替えることが重要になります。 AI時代でもメールマーケティングが主力チャネルであり続ける理由 AIの話題やコンテンツマーケティングの話題が増える一方で、メールマーケティングそのものが語られることは以前より減っています。「チャットツールやSlackが普及したから、そろそろメールは厳しいのではないか」といった声も長くありますが、現場感としては BtoBを中心に、メール経由のコミュニケーションは依然として非常に強いチャネル のままです。 「メールが弱くなった」と言われる場面の多くは、社内連絡や既存顧客との日常的なやり取りの話です。そこは確かにチャットツールに置き換わりました。ただし、 見込み客へのセールスや情報提供のチャネルとして、メールの代わりになるものはまだ出てきていません 。 一時期、BtoCではLINEなどのメッセージングアプリがメールの代替になるのではないかと言われました。LINE公式アカウントからクーポンやお知らせを送る取り組みは成立していますが、メールマーケティングで行っているような 腰を据えた「濃いコミュニケーション」 までは置き換えられていない状態です。 大きな理由のひとつが 公私の切り分 大きな理由のひとつが 公私の切り分け です。メッセージアプリはどうしてもパーソナルなやり取りのイメージが強く、そこにセールスや会社からの情報を混ぜたくない、という感覚があります。LINEの有料プランを使えばプロフィールを分けることもできますが、あまり親切な設計とは言いにくく、現実としてはメールが使われ続けています。 BtoBではメールが主力 既存顧客との継続的な接点としても、特にBtoBではメールが主力のままです。代替手段として挙げられるチャットやメッセージアプリが、売上面で決定的な成果を出しているかというと、そうはなっていません。こうした状況からも、 メールは今後しばらく主力チャネルであり続ける と考えてよいです。 さらに、ゼロクリックサーチ(検索結果ページ上の要約やスニペットだけで用が足りてしまい、サイト自体にはアクセスされない検索行動)やブランド検索の増加によって、ユーザーは 「信頼できる会社や個人を見つけたら、そこからの情報だけを追う」 という行動に寄っていきます。そのときにダイレクトに届く手段としてのメールは、むしろ価値が上がっていると言えます。 送信側から見たAIとメールマーケティング AIとメールの関係で、まず押さえておきたいのが 送信側のAI活用 です。ここは昔から「最適化」という文脈でさまざまな機能がありましたが、今はそれが本格的にAIとして組み込まれたツールが増えています。 AIで楽になる仕事:コンテンツ作成と配信のPDCA Validityのレポート 「The State of Email 2025 from Litmus」 と、それを参照しているNukesendの 「2025 AI Email Marketing Trends」 などによると、 メールキャンペーンでAIを使っているマーケターはすでに多数派で、クリック率や売上でも非AIより良い結果が出ている と整理されています。 メールマーケティングは、しっかりやろうとするとどうしても手がかかるチャネルです。件名を考え、本文を書き、配信時間を決めて、ABテストをして、ステップメール(あらかじめ決めたシナリオで自動配信するメール)を設計して……と、一通りやろうとするとかなりの工数になります。 そこで今大きく効いているのが、 コンテンツ作成と配信のPDCAに対するAIの支援 です。具体的には次のような部分です。 件名の案出しとテストパターンの生成 配信時間の最適化(読まれやすい時間帯の自動判定) ステップメールやキャンペーンシナリオの構成案やトピック案の生成 こういった領域はAIが非常に得意です こういった領域はAIが非常に得意です。海外の調査では、以前は「メール1通の制作に2週間以上かかる」と答えていたチームが全体の6割以上だったところ、 AI活用が進んだ結果、それが1桁台まで減った というデータも出ています。コンテンツ作成がボトルネックでメールマーケティングに踏み出せなかった方にとっては、今はかなり良いタイミングになっています。 これまで、ステップメールのシナリオ作成や、「メール登録+ダウンロードコンテンツ」のようなフロントエンド商品(最初の接点づくり用の小さめのオファー)づくりが重くて手を付けられなかった場合も、今はAIを活用することで一気に形にしやすくなります。 メールの中身を考える負荷が下がることで、「やりたいけれど時間がない」状態から抜けやすくなる という実感があります。 AIに任せてよいところと、任せてはいけないところ とはいえ、すべてをAIに丸投げしてよいかというと、そうはなりません。現場の声としても、ネタの元からすべてAIで一括生成するのは良くないという意見が多く出ています。 AIに任せてよいのは、例えば次のような部分です。 社内の資料や既存コンテンツを読み込ませて、メール本文のたたきを作らせる 書いた文章を分かりやすい構成や文章に整えてもらう 件名やリード文の候補を複数出してもらい、テストにかける 一方で、 「そもそも何を伝えるのか」「どんな価値を提供するのか」といった元ネタや設計は、人間が持っている必要があります 。ここまでAIに渡してしまうと、中身が薄くなり、要約された時に何も残らないメールになってしまうんですよね。 イメージとしては、 ネタと方向性は自分たちで決めて、その先の具体化やブラッシュアップをAIに手伝ってもらう 形がちょうど良いです。ChatGPTやGeminiのような対話型AIに「自社の商品・サービス」「最近のお客様の状況」などを投げて、「この前提でメール案を出して」と依頼すると、かなり使えるものが出てきます。 メール配信ツール選び:AI機能があるものを前提にする メールマーケティングをやるなら、メール配信ツールを使うことは大前提です。今もローカルでCGIを動かしたり、ただメールを一斉送信するだけの仕組みを使っているケースもありますが、 そろそろクラウド型の配信ツールへの乗り換えを考えた方がよい段階 になっています。 特に、次のようなAI機能を持っているツールを選ぶと、効果と運用負荷のバランスが一気に変わります。 件名の自動最適化や複数パターンのテスト機能 読者一人ひとりの開封傾向をもとにした配信時間の最適化 ステップメールやキャンペーンシナリオの提案・自動配分 こうした機能はAI登場以前から存在していましたが、AIによって 精度と使いやすさが大きく上がっている領域 です。ツール側が最先端を追いかけてくれていれば、自動的にその恩恵を受けられます。 一方で、現場の感覚としては、 メールの本文エディタがまだ使いづらいツールも多い のが正直なところです。AIと本文エディタがシームレスにつながっていて、情報の入力から本文生成、配信設定までを一気通貫で支援してくれるツールは、まだそこまで多くありません。もしそういったものが出てきたら、私自身もすぐに試したくなる領域です。 海外ツールを検討する価値 メールマーケティングツールは、 海外製の方が機能面でも価格面でも進んでいるケースが多い です。日本国内のツールだと、月額1〜3万円くらいのプランが普通にありますが、海外ツールに乗り換えるだけでコストを大きく圧縮できるケースもあります。例えば、半分〜10分の1程度になることもあります。 為替の影響はあるものの、現時点では海外ツールの方が割安で、AIまわりの実装も早い傾向があります。最近は日本語対応しているサービスも増えているので、 まず海外ツールを候補に入れて検討する のは十分意味があります。 開封率というボトルネックと、AIが効くポイント どれだけよいメールを書いても、開封されなければすべてがそこで止まってしまうんですよね。メールマーケティングにおいて、 開封率は一番大きなボトルネック です。 何も考えずに大量配信していると、開封率が10%台というケースも珍しくありません。私のところでは、そもそも好きで登録してくださっている方が多いので、開封率は5〜6割を超えることも普通ですが、それでも半分近くは読まれていない計算になります。 お客様の現場で運用する際には、ひとつの目安として次のようなラインを置いています。 当日開封率30%以上をキープする できれば40%以上を目指す トラッキングオフなどで計測されない開封も増えている前提で見る ここに効いてくるのが、 AIによる配信時間と件名の最適化 です。一人ひとりの開封パターンを学習し、「この人はこの時間帯だと読んでくれやすい」というタイミングで配信してくれる機能は、すでに実装されていて、精度も上がっています。 こうした機能はAI登場前から存在していましたが、アルゴリズムの進化でより効果が出るようになっています。 コンテンツ部分と配信周りの両方をAIにサポートさせることで、メールマーケティングのハードルはかなり下がる と感じています。 受信側のAI変化:サマライズが「テクニック売り」を無効化していく 送信側以上に、これから影響が大きくなるのが 受信側のAI です。特に、メールの要約機能がいろいろなツールに組み込まれ始めています。 Gmailを使っていると、ある程度の長さがあるメールなら、上の方にそのメールの概要(サマリー)が出てくる場面が増えています。iPhoneなどでも、OSレベルで要約機能が入ってくる流れがあります。 さらに、ChatGPTが組み込まれているブラウザ「ChatGPT Atlas」では、画面の左にウェブページ、右にChatGPTというレイアウトで表示され、そのページを開いた瞬間に 「このページで多くの人が気にしそうな質問」 がプリセットで3つほど並ぶようになっています。 例えばショッピングサイトを見ていると、次のような質問があらかじめボタンとして表示されます。 この商品と他社製品の機能を比較する この商品の価格が最安かどうかを調べる 自分の用途に合っているかどうかを整理する ユーザーは自分でプロンプトを打たなくても、その中から選ぶだけで知りたい情報を整理してもらえるようになります。 これと同じことがメールでも起きてくると、従来の「読ませてその気にさせる」タイプのテクニックが一気に効かなくなる 可能性があります。 セールスメールが要約され、比較される前提になる 例えば、あるセールスメールで「新商品のキャンペーン」「セミナーの案内」「期間限定の割引」などを案内していたとします。GmailやOutlook側でジェネレーティブAIと連携し、次のようなプリセットが並ぶ未来は、近い将来の話として十分考えられます。 過去12ヶ月のキャンペーンと比べて、本当にお得かどうかをチェックする 競合他社の似たサービスと価格・機能を比較する 自分にとってどんなメリットがあるかを一言でまとめる ユーザーがボタンを押すだけで、AIがメールの中身を読み込み、他の情報源も参照しながら「これは本当にお得か」「この会社はどういうポジションか」をまとめてくれるようになります。こうなると、 表面的なお化粧や煽りコピーだけで売るやり方は、かなり厳しくなる と見ておいた方が安全です。 ゼロクリックサーチによって、ランディングページ上で一生懸命工夫しても、検索結果の要約だけで用が足りてしまうケースが増えました。メールも同じように、 コンテンツの本質だけが評価され、ダイレクトマーケティング的なテクニックの価値はどんどん薄れていく 流れになります。 「期間限定キャンペーン」がAIに暴かれる日 特に、メールのフロントエンド商品として「月末だからキャンペーン」「年末だけの特別割引」といったやり方を繰り返している場合、AIにはパターンがすぐに見抜かれます。 例えばAIに、次のようなことを調べさせたとします。 この会社は昨年どのくらいの頻度で同じようなキャンペーンを打っているか 「期間限定」と言いながら、実際にはどれくらい延長していることが多いか 競合と比べて本当に値引率が高いのか 過去のメールやウェブ上の情報から、こうしたパターンは簡単に出せてしまうんですよね。その方がお客様にとっては親切なので、 メールクライアント側がそうした機能を標準装備してくる可能性 も十分にあります。 Googleはすでに、自社プロダクト間のオートメーションを簡単に組める仕組みを出していて、「Google側がデフォルトでいろいろやる」方向に向かっています。アルファベット、マイクロソフト、OpenAIといったプレイヤーが関わる領域では、 テクニック頼みの施策はいずれ意味を失う前提で考えておく方が安全 です。 仮に、メールクライアント側のAI要約が想定ほど普及しなかったとしても、 商品・サービスの中身を鍛え、本質的な価値で売る準備をしておくことはまったく無駄になりません 。その上でテクニックがまだ効くなら、プラスアルファとして活かせばよいからです。 BtoBの「メール一斉配信で刈り取る」モデルも変わる 特にBtoBでは、一斉配信するメールを 「最初の受注をまとめて取る場」として位置づけるモデル が多くあります。サブスクモデルになる前の初期契約を、メールへの反応を起点に取っていくスタイルです。 ところが、メールクライアント側でAIが要約と比較をしてくれるようになると、「とりあえずテクニックで一度だけ買ってもらう」やり方は厳しくなります。どのチャネルでも、 コンテンツだけでなくテクニック売りは通じにくくなる と見ておいた方が安全です。 LINEなどプラットフォーム依存のチャネルは、AI要約への対応が少し遅れるかもしれませんが、Googleやマイクロソフト、OpenAIが関わるチャネルについては、早い段階で影響が出てきます。 これからのメール設計:要約されても伝わる前提にする では、こうした変化の中で、これからのメールマーケティングはどう設計すればよいのでしょうか。大きな方向性としては、次の三つになります。 テクニックではなく、サービスや商品の本質的な価値で勝負する AIに要約されても、伝えたいことがきちんと残る構成にする メール1通の中で必要な情報が完結するように設計する メールの本文がすべて読まれない前提は、これから一層強くなります。その一方で、AIから見ると 「メール1通の中で完結している情報」の方が扱いやすい ので、むしろメールの中にきちんと情報を入れておいた方がよい場面が増えていきます。 今までは、Gmailなどで下の方が省略されてしまうこともあり、「長くなりすぎないようにしよう」「詳細はサイトに飛ばして読んでもらおう」という考え方が主流でした。これからは、 ランディングページをそのままメールとして送るくらいの発想 でも問題ありません。 AIから見れば、いろいろなサイトを跨いで情報を集めるより、ひとつのメールの中で必要な情報が揃っている方が扱いやすいからです。Google側がこれを締め付けるインセンティブもあまりないので、 メール1通の中で完結させる方向に振ってしまって構わない と考えています。 大事なのは、次のような本質的なメッセージが、要約されてもブレずに残るようにすることです。 このメールは何を言いたいのか どんなサービス・商品を、どんな位置づけで提案しているのか 読み手にとってどんな価値があるのか メールマーケティングはあと何年使えるチャネルか ここまで聞くと、「AIがここまで進むなら、そもそもメールは近いうちに意味がなくなるのでは」と感じる方もいるかもしれません。現場感としては、 メールは少なくとも今後5年は十分に戦えるチャネルであり、そのまま習慣として10年続いてもおかしくない と見ています。 メールマーケティングが本当に意味を失うとしたら、例えば次のような世界観になります。 Gmailがすべてのメールを取り込み、RSSフィードのようにトピックごとに自動で整理する ウェブ上のコンテンツとメールをまとめて、「自分が追いたいテーマ」のダッシュボードを自動生成する ユーザーはそのダッシュボードだけ見ていれば、外部との情報接点のほとんどをカバーできる こうした文化が定着すれば、メールという単体のチャネルの意味合いは変わってきます。ただ、現時点でChatGPTやGeminiを日常的な購買行動に使っている人はまだそこまで多くなく、そこに到達するまでには時間がかかります。 少なくとも、 今からメールマーケティングを始めて、5年スパンで育てる価値は十分にある と考えています。AIによって意味がなくなり始めているどころか、むしろ 「本質で勝負するメールに切り替えるチャンス」 が来ている、と捉えてもらうのが良いと思います。 中小企業の現場での実感:まだまだメールは読まれている 私自身のところでは、ポッドキャストを配信して、その内容をかなり丁寧にテキストコンテンツ化しています。今ご覧いただいているような形のコンテンツを、そのままメールで自動的にお送りしている運用です。 メールとしてもしっかり読み物になるようにページを作り込み、その内容を配信するだけ ですが、開封率も高く、そこからのお問い合わせも実際に発生しています。登録してくださっている方々は、ほとんどが中小企業・小規模事業者の方々です。 その実感からも、 中小企業向けのビジネスであっても、メールは普通に読まれている と考えて問題ありません。チャットやSNSが増えたからといって、「メールは誰も読んでいない」と決めつけてしまうのはもったいないです。 メールマーケティングをどう始めるか:まずは設計とリストづくりから 「メールマーケティングをやった方がよいのは分かった。では何から始めればよいのか」という問いに対しては、 とりあえず送り始めればいい、というものではない とお伝えしています。 よくあるNGが、 リストを購入して一斉送信してしまうパターン です。これはもう、やらない方がよいですし、むしろマイナスに働くこともあります。 現実的には、次のような流れで考えるのがよいです。 半年〜1年くらいのスパンでリストを育てる前提を置く どんな情報をどの順番で届けると、お客様にとって価値が高いかを設計する そのうえで、AIに本文作成や件名案出しを手伝わせる 最初の設計だけでも相談したい、という場合でも構いません。 メールマーケティングの設計やステップメールの組み立てだけのご相談 も受け付けています。 業種によって向き不向きがあるのも事実ですが、そのあたりも含めて「この業種ならこういうやり方が合いやすい」といったストックはありますので、気になる方はお問い合わせいただければと思います。 メールマーケティングは「数字が見える」から楽しくなる メールマーケティングの良さのひとつは、 開封率やクリック率、反響などが数字ではっきり見える ことです。テストを重ねると、件名ひとつ、配信時間ひとつで反応がどう変わるかが分かりやすく、マーケティング好きな方にとってはハマりやすい分野になります。 一方で、これからは テクニックだけで数字を作るのではなく、サービス設計とメール内容の本質を磨いていくこと がますます重要になります。AIに要約され、比較される前提でメールを設計していくと、メールというチャネル自体の価値も長持ちします。 お知らせ:ショート動画配信とご相談窓口について 最後に、いくつかお知らせです。 最近は、単発のYouTubeショート動画をほぼ毎日1本、TikTok、Instagram、Facebookでも、それぞれのチャネルで1日1回程度、縦型のショート動画を配信しています。YouTubeは昼、それ以外は夜7時前後に出していることが多いです。 1本あたり2分前後で、毎回ひとつのトピックだけを取り上げています。セールス要素は入れていませんので、「2分でサッとインプットして、自社の現場にどう活かすかを考えてみる」という習慣づけに使ってもらえると嬉しいです。 また、12月は何かと忙しい時期ですが、来年に向けたご相談や、無料診断・無料相談は引き続きお問い合わせフォームから受け付けています。メールマーケティングに限らず、ウェブまわり全般で「どこから手を付けるべきか整理したい」という段階でも構いません。 ラウンドナップWebコンサルティングでは、中小企業・小規模事業者専門で、ウェブのコンサルティングから各種サポートまでをワンストップで提供しています。今回の内容が、メールマーケティングに一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。 まとめ AI時代のメールマーケティングは、「終わるか・続くか」という二択ではなく、 テクニック中心から本質中心へと役割がシフトしている 段階にあります。送信側ではAIがコンテンツ作成や配信のPDCAを大きく助けてくれ、受信側ではAIによる要約や比較によって、ごまかしの利かない世界に向かっています。 その中で、私が現場で強く感じているのは次のポイントです。 メールは今後5年〜10年スパンで見ても、主力チャネルとして十分に戦える AIによって「やりやすくなる部分」と「ごまかしが効かなくなる部分」がはっきり分かれてきている サービスや商品の本質的な価値と、要約されても伝わるメール設計に舵を切ることが重要 メールマーケティングをこれから始めるにしても、すでに運用しているものを立て直すにしても、 AIを「時短のための道具」としてだけでなく、「本質に集中するための環境づくり」としてどう活かすか が鍵になります。 関連リンク Validity「The State of Email 2025 from Litmus」 Nukesend「2025 AI Email Marketing Trends」 ChatGPT Atlas 公式ページ FAQ AI時代でもメールマーケティングに取り組む価値はありますか。 はい、あります。チャットツールやSNSが普及しても、特にBtoBではメールが主力チャネルであり続けています。AIによってテクニック頼みのやり方は通用しにくくなりますが、そのぶんサービスや商品の本質的な価値で勝負するメールに切り替えれば、少なくとも今後5年は十分に成果を出せるチャネルになります。 AIのメール要約が進むと、どんなメールが通用しなくなりますか。 「読ませてその気にさせる」ことを前提にしたテクニック重視のメールは、AI要約と他社比較の前では効果が落ちていきます。例えば、実態としては頻繁に実施しているのに「期間限定キャンペーン」と繰り返すような手法は、過去の配信履歴や他社情報と照らし合わせればすぐに見抜かれます。要約されても伝えたい価値が残るメールに切り替えることが重要になります。 メールマーケティングを始めるとき、まず何から取り組めばよいですか。 まずは、「どんな人に、どんな価値のある情報を、どの順番で届けるか」という設計から始める必要があります。同時に、クラウド型のメール配信ツールを導入し、件名や配信時間、ステップメールなどのPDCAをAI機能も活用しながら回せる状態を作ると効率的です。リストは購入せず、半年〜1年かけて育てていく前提で考えると、無理のない運用になります。 AIにはメール本文の作成をどこまで任せてよいですか。 ネタの元やメッセージの核になる部分は自社で持ち、具体的な文章化や構成の整理、件名やリード文の候補出しといった部分をAIに任せるのが適切です。コンテンツの元ネタまで含めて一括生成させると、中身が薄くなり、要約されたときに何も残らないメールになりやすくなります。 海外製のメール配信ツールを使うメリットはありますか。 あります。海外のメール配信ツールは、AIを活用した件名最適化や配信時間の自動調整、ステップメールの設計支援など、機能面で先行しているものが多くあります。価格面でも、日本製ツールの1〜3万円クラスから乗り換えるだけで、半分〜10分の1程度にコストを抑えられるケースもあります。最近は日本語対応も進んでいるので、まず候補に入れて検討する価値があります。 { "@context": " "@type": "FAQPage", "mainEntity": [ { "@type": "Question", "name": 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This episode was published on Dec 8, 2025.
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第579回:AI時代にメールマーケティングはどうなっているのか?2025年最新調査からの現状 is from 中山陽平の「会社と経営者を強くする」実践ウェブ活用Podcast by ラウンドナップ・Webコンサルティング 代表 中山陽平.
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