
違和感を残さない”影”〜『シャドウズ・エッジ』の感想から〜
「とても見やすい映画」と久々のジャッキー映画を楽しんだナリタ。新しい試みを盛り込みつつも王道的に展開するストーリーは、心理的安全性が高い映画とも言えるかもしれません。奇をてらうことで一時のバズりを得る作品とは一味も二味も違う、王道でかつ面白い作品の魅力について語らう回となりました...
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書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
Listen to ホンタナ, a Arts podcast by タナカ&ナリタ. Stream 531 episodes in Japanese, follow new audio stories, and play episodes online on Radio and Podcast.
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「とても見やすい映画」と久々のジャッキー映画を楽しんだナリタ。新しい試みを盛り込みつつも王道的に展開するストーリーは、心理的安全性が高い映画とも言えるかもしれません。奇をてらうことで一時のバズりを得る作品とは一味も二味も違う、王道でかつ面白い作品の魅力について語らう回となりました...

なんとホンタナ初のジャッキー・チェン映画を紹介します!マカオ警察もお手上げの犯罪者集団に対しベテラン老刑事が立ち向かう、というややマンネリな展開から一転、生死をかけた対決をド派手なアクションとシリアスな物語が絶妙に描かれます。エンドロールのNG集もありこれぞ「エンタメの幕の内弁当...

「他にはみられない、稀有な本」とご満悦のナリタ。謎に満ちたウナギの魅力を語る筆致は、人間そのものが持つ謎をも表現していることから「擬人化」ならぬ「擬鰻 (まん) 化」という造語をナリタは提唱します。生命潮流という大河に流される存在として人とウナギとは大差ないのかもしれません。今年...

日本人にも馴染み深いウナギにまつわるノンフィクションを取り上げます。謎に包まれたウナギの生態、そしてその謎に魅せられた人々の歴史紹介パートと、著者とその父が過ごした日々を綴ったパートが交互に繰り返される構成の本書。食欲と生物学的な興味をそそるだけでなく、タナカをして「ウナギは俺だ...

賛否両論の問題作を堪能したナリタは、主人公の犯した過ちは許せないものではあるものの、極限状況下ではありうることでは、と冷静に分析します。タナカは同意しつつも自身の中にある生理的嫌悪感について思いを巡らします。価値観を深掘りする両者の意見のぶつかり合いをお楽しみください。16:54...

久しぶりにタナカの「いかがなものか」作品の紹介です。120年先の目的地に向けて航行する宇宙船にて、出発から30年で目覚めてしまった男と女——という展開の本作。SFを愛するタナカですが、世の中的には本作のカテゴリをロマンスともする動きに真っ向から反論し、主人公の選択を「人格殺人では...

おかげさまでホンタナも15周年!というわけで久々にヤノをゲストにお迎えしての長尺回をお届けします。最近ヤノが投稿してるnote記事に仏教ネタが増えてきている理由を皮切りに、そもそもの仏教のルーツと最新研究を紹介した佐々木閑『大乗仏教―ブッダの教えはどこへ向かうのか』も取り上げつつ...

「自分にはこんなの書けない」と、片桐はいりの映画愛・映画館愛に舌を巻くナリタ。共感を拾いに行くよくある迎合的書き様とは真逆の、いい意味で我々読者を突き放してくれる、個の感性の凸凹を手触りで感じられる作品でした。お楽しみください。 11:50〜 雑誌んぐ『BE-PAL』26:41〜...

俳優・片桐はいりのエッセイ第三作目を紹介します。自身のキャリアの中に常に映画、映画館を置き、俳優として活躍してからもなおボランティアで映画館のチケットもぎりをするという筋金入りの映画愛をもつ著者。その愛がいかにして培われているかが描かれるエッセイ集に、タナカは自分の書評・映画評の...

「いやだってもうこれ破綻してないですか」「ギャグ表現に解釈を求める方が野暮」久々の激論回!?アニメ的ギャグ表現を驚異の実写化で描いた本作にナリタは困惑しきり。人間の不自然な描写に引っかかりを禁じ得ないナリタと、ジム・キャリーの驚異的な顔芸などギャグにかける人間の情熱を尊重するタナ...

春は出会いと別れの季節ですが、しんみり気分をブチ上げてくれるファンタジーコメディ映画をご紹介します。ジム・キャリーが変身して冴えない人生を一発逆転、とか、キャメロン・ディアスが映画初出演、とか、新年度との関連が無きにしもあらずですが、タナカは特に思い出深い作品として淡い記憶を遡り...

壮絶な手記を綴った内容に感銘を受けたナリタ。サハラへと再挑戦する一歩を進めたことも、仮に帰国し進学そして国連で働くという夢へと近づこうとすることも、「自分を後押しする」決断に違いはなかったのではとナリタは考察します。タナカは『神々の山嶺』の登場人物を引き合いに、死の寸前から戻るこ...

『43歳頂点論』でも取り上げられていた砂漠探検のバイブル的名作を取り上げます。22歳の若さでサハラに挑み渇死を遂げた著者の文字通り生き様が描かれる本作、人生のピークを越えたタナカは震えるほどの感銘を受け、心の熾火が消えていないことに気付かされます。前回の続きとも言える話にナリタの...

43歳の真っ只中を生きるナリタは、著者の過去作「新・冒険論」と本作とを比較して著者の論調の変化にも思いを寄せます。タナカは「爆笑問題カーボーイ」1500回記念回での太田光の発言から、ピークを過ぎても漂白できる人とできない人の違いを示唆します。流れるままに収録するホンタナですが、珍...

43歳を謳歌しているタナカには避けては通れない作品を紹介します。冒険家として数々の"表現"を世に送り出してきた著者が、50歳を目前にして「43歳がピークである」と論ずる本作。読了し、来し方を振り返り、タナカは今まさに自分が人生の下山を始めていることに気づかされます。本当に43歳が...

明けましておめでとうございます!今年も我らがDr.キドによる内部監査からスタートいたします。これといった野望や目標もないホンタナ活動だからこそ、一年に一回くらいはバッサリ斬られて予定調和から脱する必要があるのですが、話す内容は相も変わらず右往左往の二時間強。生成AIによるまとめ動...

壮絶984ページ(単行本)!今年もやってきましたザキさんことしのジャッキーによる年末スペシャルです。人は都市にしか住めなくなるのか、という著者の危惧に対してあらゆる方面から解決策を模索し尽くした本作。2025年をこの一冊に捧げたザキさんの熱量に対し、ページ数にすでに圧倒されている...

我らが川添愛先生の『わかってもらうということ』をわかってもらおう!ということで、今回はタナカ・ナリタの共同紹介感想回をお送りします。担当編集者が「わかってもらえなくて悩んでいる人に、川添さんが寄り添ってくれるような本にしたい」と込められた願いそのままの、やさしいhow to本・ヒ...

滋賀を舞台にした清々しい青春小説を堪能したナリタ。周囲の目を気にすることなく目標に近づこうとする純粋な執着心は眩しくもあり妬ましくもあります。タナカは「ナリタは成瀬的」と評しますがその真意やいかに?最新完結作も間も無くリリース、お楽しみに!9:42〜 ホンタナ的ライフハック「DA...

超有名作品を取り上げます!成瀬あかりを中心とし滋賀県を舞台に繰り広げられる青春活劇、とまとめてしまうとそれまでですが、タナカは成瀬の「等身大さ」に感銘を受けます。とかく主人公には特殊能力を簡単に身につけさせたがる風潮が多い中、一見奇抜に見えつつもその時できることをやる、という成瀬...